2006年03月06日

読経とLimelight

緩やかな変拍子とメロディの中における言葉の流れだったんだな。
Earthshine、Carve Away The Stone、それと大好きなLimelightの共通点はそれでした。
ちょっと分析風ですが、精神はprimitiveです。


いきなり余談ですが、先だって親戚の葬儀に参加したんです。
田舎なものですから読経のある部分(サビみたいなものです)を参列者でご唱和するんですね。お経のコピーを渡されて。

ご唱和してて判ったんですが、
読経の基本リズムが3拍子でこんな感じなんです。

タタ/タタ/ター/タタ/タタ/ター
なん・まい・だー、なん・まい・だー(ホントはちゃんと読んでますよ)

で、リフレインの最後の直前で、3/4、3/4の符割が4/4、2/4に変わるんです。
ター/ター/ター/ター、タタ/ター
誰に教わったわけでもないのに不思議と皆がそう唱えているのです。

これに似た現象を体験したことがあります。だいぶ昔ですが・・・
仕事で中学生を連れて群馬の山へ移動教室(林間学校?)に行ったんです。
夜になるとお決まりのキャンプファイアーが始まって、火の神様やら、青春教師の講話などが飛び出すわけです。

終盤になると生徒が輪になってあの曲を歌う。
ドボルザーク作曲「新世界から」の一部に歌詞をつけた「遠き山に日は落ちて」。

この曲は全編典型的な3拍子(ズンタッター、ズンタッター)で進行します。
歌詞を抜粋しますと・・・
-------------------
遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
今日の業を 成し終えて
-------------------
その典型的な3拍子なはずなのに、
3行目のコードが変わる後半「成し終えて」の部分だけ4拍子で歌うんです。
ドン・ドン・ドン・ドン と4分音符で力を込めてです。
よって「成し終えて」の「て」が次の小節の頭になるのですが、「て」の音をしっかり3/4の2小節分伸ばして、ちゃんと3拍子に戻って次の歌詞を歌い出すのです!

これって、間違えているのでしょうか、集団で?
もちろんオリジナルと違っているのは確かですが、これって皆が漠然とそう歌いたいからそうなってると感じましたね、その時。拍子は外れてるのですが(つまり変拍子になっちゃってる)、迫力ありました。
きっと、3拍子で歌おうとした生徒もいたのでしょうが、グルーブには抗えません。自然と皆、そこだけ4拍子。

・・・
読経についてはレビュー済みのLimelightとノリが同じです。Limelight(が)かな?

(前記事抜粋)
-----------------
Living on a lighted stage---(3/4,3/4)
Approaches the unreal-----(4/4,2/4)
For those who think and feel(4/4,2/4)
In touch with some reality--(3/4,3/4)
Beyond the gilded cage.-----(4/4しかも突っ込みでリフへ)
-----------------
6拍子と捉えれば何の変化も無いのですが、2・3行目は何れも「unreal」と「and feel」の語尾(4拍目の裏)にアクセントがあり4拍子突っ込みでまとめて2拍の弱アクセント(ヴォーカルライン的には休符)を加えることで3拍子の間(ま)を崩さない造りになっています。



つづく
posted by snowdog at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | RUSH考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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