曲。
シグナルズはブリブリベース同様、「変拍子の妙」最後の作品でもあるように思います。
しかし、その最後の作品で猛攻流変拍子アンサンブルが極まったと感じます。
(この後、変拍子が消滅するわけではなく、変拍子で紡ぎ上げるという作風は影を潜めるという意味です。ピンポイントまたは曲を特徴付ける手法として変拍子はラッシュの重要なファクタであり続けます。)
Subdivsions はその中で特筆される作品です。極まってます。
また本作は、ゲディ氏がベースとキーボードを弾き分けることを意識して編曲されているアルバムとしても最後のものになります。既に、シーケンサーを利用する曲数も増え始めてはいるものの・・・
ベースのお休み=「ああ、ここはゲディがキーポードを弾きながら歌うんだな。」
がはっきりと伝わるのが素敵であるわけです。
次作GUPでも同様の色は残していますが、ゲディがベースに持ち変えた時の「爽快なブリブリ感」が楽しめるのは唯一シグナルズだけだと思います。
2004年08月31日
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