メインリフのギター&ベースユニゾンに始まり、ハードロック万歳的オープニング。
しかし、よく聴くと完全にはユニゾンしていなく・・・ギターはランニングし続けますが、ベースは2拍目を4分の1ノートだけにしています。
ギタータブ、ベースタブ ←参照
(このタブ譜、個人的にはギターはもう1音あるような気もするのですが、6連×2のような・・・略)
タブだと判りにくいので、言葉にすると
ギター:ザーザー、タカタリラ〜 タカタタカタ
ベース:ブーブー、タカタターン タカタタカタ
↑
ここだけ違う
フルユニゾンだって出来なくはないと思いますが、6連の寸詰ったシツコサを薄め、
ロック王道の2・4アクセントを補完することでこの曲の疾走感を損なわないようになってます。
フレーズの見映えよりも聴き映え、曲映えを意識したラッシュの恐ろしさを感じます。
ボーカルAパターンも荒々しいアレックスのカッティングと
ゲディ節とも言える9thをふんだんに散りばめたブリブリランニングでカッコよすぎ。
サビというか、落しパートでシンセの全音符ノリに曲調がガラっと変化しますが、
ニールのパターンが秀逸で単純な倍ビート風になっていないところがいいです。
アレックスのギターソロもグーです。
MPまでの使用楽器に依存してますが、この曲までアーミングを使うことはほとんど無かったです。
(たぶん、聴き漁って確認します)
使い方はオーソドックスですが、何か吹っ切れた様に気持ちがいいです。
当時、速弾きブームもあり、ちょっと市場を意識した速さとフレーズ(笑)だなと第一印象を
持った記憶があります。
シンプルですが奥の深い逸品です。
2004年09月15日
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