正に映画のサウンドトラック。映像は聴く側に委ねられ、聴く側百様のVaportrailを描くことができる。
NASAの交信音声(実際のモノ)とドラマチックな楽曲の展開がマッチしてスケールがでかい・・・
どっちが表で、どっちが裏なんだー!というトリッキーなリズム編曲でジワリと始まる。
・・・ギターコードが入るところが拍の頭なのですが、イントロのシンセベースにつられて
裏に聴こえてしまう・・・
サビの手前で頭ノリに収斂して、ゲディがブリブリベースに切り替えるところが気持ちいい。
Excitement so thick you could cut it with a knife
Technology...high, on the leading edge of life
ここの cut it with a knife の後ろでギターとベースのアルペジオハーモニーが絶妙。
入り方も洗練されていて、ボーカルラインとの絡み気持ちよく、胃が「きゅーっ」となります。
直後の4分頭打ちのカッティングも効いてます。
ポリスっぽいけど、そうでもない(少しドライブしてます)。
シャトル発射のファイナルカウントダウンの個所で再び、表裏クンヅホグレツのパターンになり、
緊迫感と興奮の瞬間が見事に表現されています。
フェイドアウトなのがいいですね。
聴き心地が・・・
シャトル側にいるようでもあり、小さくなっていくシャトルを見上げているようでもあり
メンバー自身が実体験した感動を、よくもこう上手く表現できるものだなぁと、こちらが感動します。
(実際彼らは発射の瞬間をRed sector Aから見ていたのです)
2004年09月17日
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