珍しくラッシュメンバー以外が参加。バラードをフュージョンプログレ風(?)にアレンジ。
不安定な5拍子を美しくまとめる凄腕に脱帽します。仮説をお許し下さい。
ゲディはベースを弾いていませんがとてもドラマチックに編曲されています。
延々と5/8で引っ張って変拍子であることを薄れさせ、サビの4/4で安定させた後のバイオリンソロ部では、6/8と5/8の循環で緊張感、疾走感を持たせる。
ソロ後のブリッジで6/8を繰り返し、微妙に落ち着かせるところも唸ります。
うーん。メインパターンの5/8をちょっとだけカムバックさせるところもいいです。
バイオリンソロのドラムがカッコイイんだな。パンパン、タシタシ言ってて。
何が凄いって、歌のメロディラインが美しい!
5/8などと寸足らずな拍子なのに全くそれを感じさせない。
詩も澱み無く繋がっています。
それとサビの
Sadder still to watch it die...部分
一瞬の転調が気持ち良過ぎます…
ライブで見てみたい曲の一曲です。やらないだろうけど。
雑感の余談です。
曲的には、バイオリンソロのバックでゲディがベースを弾いてもいいような気が…
何故なら6/8,5/8の循環で、ニールのあの気持ちいいドラミングなら
ゲディのベースがブイブイと追随しないわけがありませんから…とそんな気がするのです。
しかしそうすると、ちょと A farewell to kings や Free willのギターソロパートっぽく
なっちゃうこと(新たな作風の曲を「ホイ来た伝家の宝刀」パターンが邪魔すること)
を懸念したというか、嫌ったのではないかと想像します。
まぁ、仮説「却下アンサンブル」のパターンも聴きたい気は十分にありますが(笑
あ、その場合はモチのロンでアレックスがソロをとると。
2004年09月18日
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