2005年01月04日

The Body Electric

正月休みにブラッドベリ氏の「I sing the body electric」を読んでみました。
「歌おう!感電するほどの喜びを」ですね。
短編でよく出来ているとは思いますが・・・


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2004年12月21日

Grace Under Pressure(雑感)

本作は全体的にヘビィな内容でした。曲調も詩も。
Signalsの発展型と思える部分はアンサンブルや編曲の妙で、曲調はSに比べハードだと思いました。


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2004年12月20日

Afterimage(曲)

全体的に荒々しい。何で逝ってしまったんだ!と叫んでいるようでもあります。
全編ゲディの手仕事によるシンセベースがリードしますが、それがまた曲を、ニールを後押しします。


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2004年12月16日

The Body Electric

この曲の解釈をするのに当って、3つの別の作品と遭遇したので一応、記しておきます。
(そのタイトルについて触れなかったことも含めて)
その内2つは何がし関係があるかもしれません。


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2004年12月15日

Afterimage(詩)

ニール氏には珍しくとても叙情的な詩。その背景には友人の死があったわけですが、
心情に映像を塗す辣腕というよりも、実際、その思い出の「語り」が本物であるから聴く側の心を打つのでしょう。
・・・訥々とした映像表現だからこそ切ないです。


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2004年12月14日

The Body Electric(曲)

GUPを代表するラッシュの新たな作風。
ニールが奏でるパーカッションというよりも太鼓風な基本ビート。
ゲディのプル奏法、弦飛びライン。アレックスのつんざく様なコードが重合する。


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2004年12月13日

The Body Electric(詩)

ニール師匠の映画的、SF的アプローチ。ちょっとラジカルですが怖い内容と捉えました。
2112 や The trees に代表される「物語」の近未来版とも言える本作。そのテーマはいつにも増して聴く側に委ねられている。



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2004年12月06日

Red Lenses(曲)

アルバムの中では古い曲ではないかなぁという印象。
・・・創作順として若い方ではないかな、という意味ですが、
何となく作風がSignals寄りな気がします。

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2004年12月03日

Red Lenses(詩その2)

カラッとしたメジャー展開のあとニールのパーカス風ドラムで歌われるその歌詞。
書き進めながら方向変換しました。


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2004年12月02日

Red Lenses(詩その1)

テレビまたはマスコミ全般への憤り、あるいは識者の眉唾な弁舌への厳しい指摘、
そして鵜呑みにしてしまう風潮・・・そんなものを感じます。
とても印象派的表現のため解釈が難しい。
(ついにこの曲で辞書が力尽きた・・・いや、まだまだー!)


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2004年11月25日

The Enemy Within(詩)

漠然とした恐怖心、未知への不安、焦げ付く猜疑心。
怖気づくな、在らぬ事に気持ちを巡らせ退行しちゃだめだ!
ニールの現を描く才覚とエールがストレートに伝わる元気印押印(バン!)な詩であります。


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2004年11月24日

The Enemy Within(曲)

メインリフはダンスビートっぽいすが、全体的に計算されている曲で単純にカッコいい。
武道館のリハでこの曲を使っていたのが懐かしいな。


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2004年11月19日

Red Sector A(詩)

非常にヘヴィな内容です。
強制収容所のようなイメージがまざまざと目に浮かびます。
救いが無いような冒頭から、開放されることへの無感動が苦しく重く伝わってきます。
・・・
無感動というのは、
もう神経が麻痺してしまって喜ぶ気も起きない位に打ちのめされているということで、
辛い歌詞であります。

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2004年11月17日

Red Sector A(曲)

全編シンセベースがリード。
ニールのドラムがぐるりと回るシンセ風味満載のドラマチックな曲。
Grace Under Pressure を代表する逸品であります。

ライブバージョンではシンセベースとニールのドラムが一小節だけフライングしてリードしますが、
オリジナルは一気に猛攻シンセワールドに突入。
いつもと違うドアを開けて顔を出すと別世界に「わー!」っと引きずり込まれるような感覚であります。


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2004年11月08日

Between The Wheels(詩)

非常にヘヴィな詩で、曲調の複雑さと重さはそれに追随するよう。
直接的にショックを与えることにブレがなく先鋭です。
・・・安吾的で好きです。たまには。


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2004年11月04日

Between The Wheels(曲)

なんとも奇怪なアンサンブル。
この曲でDチューンを披露していて、ロックの耳に重さを強力に擦り込みます。
イントロのディミニッシュな響きのシンセカッティングが印象的なところへ
いきなりドラムが突っ込んで半拍ズレ的に引きずり倒します。
何だか変拍子に聴こえるけど4/4。
神経質な叫び声のようなテーマギターメロディはアーミングを多用して怖い感じすらある演奏です。


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2004年10月25日

Kid Gloves(曲)

1回限りのトリッキーな5拍子で始まる明るいハードロック。
シンセの使い方も音圧を重視してサビのアクセントを際立たせている。

イントロのギターはディレイタイムを8分裏で返るように仕組んだ不思議なフレーズ。
アンサンブルが始まる直前のトライアングルによる短い牽引も効果的です。

無垢でストレートな5拍子リフは、サビ後のブリッジで4拍子で再来する。
5拍子に耳が慣れて、不思議と4拍子の方が寸足らずに聴こえてしまうのは私だけでしょうか?

サビ3拍目のアクセントが歌のライン、タムを使った重めのドラムパターンと絡まり楽しい。
後半、ニールの3拍裏アクセントがこれまた力強い。

サビ直前、Reverse the golden rule ここのゲディの歌がいいんだな。
ラインといい、歌い方といい。
(続くニールの「ンッパー、ダガタダガダ」も場面展開を見事に後押ししてます。)

キャッチーな曲です。聴き倒したなぁ、当時。
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2004年10月21日

Kid Gloves(詩)

若造(というよりも少年かな・・・後述)への秀逸なジンテーゼ。
A、B、C各パターンの語調の切り替えが気持ちいいというか、優しい。
Aで冷静に現を伝え、
Bで若造の目線で、「そうだよな」と認めてあげて
Cで「でもさ」とアドバイスを加える。

お気に入りの一節
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そうすれば君は教訓を得るだろう
クールでいるのは、難しいことだと
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2004年10月14日

Distant Early Warning(2)

圧巻なのは2回目のサビ〜間奏〜間奏展開〜メインリフ〜サビ!
サビのバックに薄くシンセの循環アルペジオが鳴っていますが、
(カキカコ、カキカコ・・・シーケンサー利用の王道的フレーズ)
こいつが展開冒頭のブレークパターンに入っても鳴り続け存在感を高め、
その音を取り囲むように3人がクンズホグレツ。ゲディとニールの息の合った「絡みブレーク」はラッシュの醍醐味であります。
無機質なシーケンサー(音もシンプル)にリズムをリードさせ、3人が、3人なのに一体化してる感じが気持ちいいです。


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2004年10月13日

Distant Early Warning(1)

各パートの新アプローチが炸裂!
RUSHの一大変革を宣言するパワフルな作品。
3人が織り成す表現はその詩の世界と相まって、
まさに逸品に仕上がっております。芸術。


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posted by snowdog at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Grace Under Pressure | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする