2008年03月28日

Win Tickets or a Meet & Greet!

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Enough with the Monkey Business. Visit www.rush.com and enter to win a pair of tickets or meet and greet passes to meet the band during their Snakes and Arrows Live tour! There will be a draw for each city on the tour, so make sure you go to the website to enter to win!

Please visit the "News" section of www.rush.com for further contest details.

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Snakes and Arrows Live double CD

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Mark your calendars! The "Snakes and Arrows Live double CD" will now be released on Tuesday, April 15th, 2007.

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The Rush Backstage Club has released the Snakes & Arrows Live CD Set! You will receive a free S&A sticker along with your order of this item. Check it out at www.rushbackstage.com

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2008年03月11日

RUSHの凄み


もう発売からだいぶ時間の経ったSnakes&Arrowsですが、全く色褪せない。

発売から一年でライブアルバム発売は嬉しい限りです。
Vaportlailsの発売からコンスタントに(いやそれ以上、精力的に)音楽活動をしてくれるからこそのファンとして充実したRUSH生活が送れています。

このアルバムを聴き、YouTubeでS&A tourの海賊映像を見ると或る思いが湧いてきます。
音楽的求道者というスタンスは全く変らないのですが、何かこう今までと違った聴き心地を覚えずにはいられません。

海賊ライブ映像を見ると、今まで以上にシャープで洗練された感じを受ける。
すごいことです。RUSHのバイタリティは神がかっているとしか言いようがない。

Vital signs

Snakes&Arrowsの瞬き

それは、若いプロデューサーを採用したことにも起因しているのかもしれませんが(もちろん彼が若かったということは結果的なことに過ぎず、どちらかと言えばRUSHのファンであった彼がRUSHの醍醐味を引き出し、自分自身がそれを味わいたかったからに他ならないと思う)、これまでの「新たな音楽的収斂」という目的が「演奏表現を楽しむ」という非常に本源的なところに重きを置くという仕上がりであるということが大きな違いだと思う。

伊藤正則氏はしきりと「オーガニック」というキーワードを使ってこのアルバムの不思議を解釈しようとしていましたが(Alexなどはこのフレーズを気に入っていたようですし、当たらずとも遠からずなのでしょう。)、私はシンプルに音楽家、芸術家としての「Joy」がはちきれんばかりに詰まっているように感じます。


換言するとこれまではアルバムごとの楽曲的な編曲様式に重点があったように思うのですが、Snakes&Arrows ではキャリアの中で培われた音楽性を楽曲の卵にどのように付加して如何にして楽奏的に孵化させるかという。

そしてこのアルバム、
RUSH音楽史の集大成というよりも「まったき新しきRUSH」がこのアルバムから始まったようにしか思えないのです。

もう30年もの将来、私たちの方がRUSHに着いていけるのだろうかと、
そんな久大で至福な心配をさせてくれる作品だと聴くたびに実感します。
posted by snowdog at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

RUSH ライブアルバム発売

取り急ぎ。あちらで4月だから、こちらは7月か?
輸入盤ならサクッと手に入りそう・・・

いいな、この選曲。Circumstances も入ってるし!


Disc 1

Limelight
Digital Man
Entre Nous
Mission
Freewill
The Main Monkey Business
The Larger Bowl
Secret Touch
Circumstances
Between the Wheels
Dreamline
Far Cry
Workin' Them Angels
Armor and Sword

Disc 2

Spindrift
The Way the Wind Blows
Subdivisions
Natural Science
Witch Hunt
Malignant Narcissism ? De Slagwerker
Hope
Distant Early Warning
The Spirit of Radio
Tom Sawyer

Encore:

One Little Victory
A Passage to Bangkok
YYZ
posted by snowdog at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月23日

RUSHな着信音

うーん、Far Cryは施工が甘かったなぁ。
まぁいいや勉強のため、このまま晒しておこう。


2112を聴きながら記事を書いていたので、
やはり2112な着信音は


な感じでYou've got mail!^^



オマケに2つ
この曲の終わり方かっこいいのでDable Agent 作ってみた(だいぶ加工してますが)


ゲディの声だけですがScars これもRUSHなYou've got mail

ハハ
posted by snowdog at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | RUSHな着信音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2112:Presentation

主人公は「さぁ、いかがですか?この素晴らしい芸術は!」と満悦に演奏を終えるのですが、そこで待っていたものは・・・



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posted by snowdog at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 2112 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

著作権の限界

私のメール着信音はこれなんですが、


音楽も携帯で再生しているのでRUSH聴いてる時にメール着信すると突然YYZが割り込んできます^^;
トライアングルの音がちゃんと左右にパーンするから気持ちいいような、悪いような・・・


どうしても2112という電話番号が欲しくて携帯も昨年変えました(←ばか)


で、昨日、思い立ってメールを送ってきた知人別に携帯用音源を編集しようとモゾモゾ、
こりゃ面白い^^

どうせですから、今後編集したらこちらに上げておきます。
メールの着信はいつまでも続くと鬱陶しいので、その曲とわかる断片にして作成してます。携帯の再生モードは「No Repeat」です。


静かなバーでYYZのイントロは鳴るのです。
以前、外国人が集まるそのバーで着信音鳴ってRUSH話に花が咲いたことがありました。



一応、著作権についても調べてみた。
以下はJASRACとNMRCの話なので、RUSHご本体から請求書が来たら喜んで払いましょうぞ!

−−−
 社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と、ネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)は、両者間で協議されていた「インターネット上での音楽利用に関する著作物使用料」について、最終的な合意に至ったと発表した。協議は1997年から進められており、2回の期間延長を経て今回ようやく最終的合意に至った。JASRACは、8月4日に文化庁長官に対し認可申請している。
(説明前略)
個人のホームページで「合法的に」ヒット曲のMIDIデータを鳴らすといったことが可能になる(CD音源などは、別途、著作隣接権者=レコード会社などの許諾が必要になるため実質無理)。ほかには今回「着メロ」データの使用料率が定められた。これは、携帯電話、PHSなどのための「着信メロディ再生専用データ」に適用されるもので、総再生時間が1曲あたり45秒以内のものは「5円」となっている(ただし、受信した電話機から他の機器への転送/複製が可能なものは除く)。
−−−

条件クリアだな、本邦内は(ニヤリ)。よってここでは着メロとは言わず、着信音で通します^^


ではオマケ


どこを切り取るかが楽しみです。


自前の音源データを着信音に使える機種の方は使ってやってください。
(あれのここ欲しいにも挑戦します。)
posted by snowdog at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | RUSHな着信音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月17日

飲み屋でRUSHの副産物

模様替えをしてみました。
タグとかスタイルシートとか忘れてて、気が付いたら陽が暮れてました。


さて、何で思い立ったように模様替えをしたのかというと、

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posted by snowdog at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報・ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

Malignant Narcissism

もはや追随不能。

数多のFollowerが挑戦するのでしょうが、やはりこのGeddy独特のフラメンコ奏法はロック史上、いや音楽史上において無二奇特な存在であるに違いない。


先だって一緒に新年会を催したT氏は私のベース師匠でもあり、宴席ではしきりと

「やりすぎだよな。」
「だめだよな。」
「無理だよな。無理。」

と弾きまくりGeddyのSnakes&Arrowsにおける弾け(はじけ)具合について話し合った。
中でもグラミーにノミネートされたMalignant Narcissism の演奏については「凄すぎて笑ってしまう」ということで意見が一致した。

(またも残念ながら受賞できませんでしたが^^;)

フレットレスベースはいわゆる「粘り」「柔らかさ」という特徴を楽曲のエッセンスにするために使われることが多いのに対して、そんことはお構いなしの全く違う楽器のように本曲では奏でられています。

強いて言えば、三味線みたいなんすよね、激しい曲の。
アタックが強くて、フレットが無いというのにノート一つ一つが粒だっていて・・・

全編、無国籍なリフで構成されているのですが、ジャコのそれとも似てベースの可能性を開墾しているかのようなメロディとリズムです。

根本はコミックソングだと思うのですが意図的に盛り込まれたフレーズやリフはたった2分強という信じられない短さの中で「これでもか」ともの凄いパワーを放っています。

Geddyはもう人間ではありません。
いや、まぢで。


余談

今回のベース炸裂アルバム、
(話はまたもFar Cry になってしまうのですが)

ギターのオーバーダブが凝っているので隠れがちですが、ベースラインはいつにも増して強力です。
実際にライブでオーバーダブの抜けた3ピース演奏をしても全く色褪せることがないでしょう。

Geddyのベースラインはリフを除き、ボーカルのカウンターメロディになっていることが多いのですが(3ピースで音楽の広がりと厚みを持たせるには定番と言えば定番ですが、ロックで丁寧にそれを音楽的に取り込んでいるのは珍しい、弦楽四重奏の第1ヴァイオリンとチェロの関係のよう)、その縦横無尽な音飛びあるいは抑揚とハーモニーが最高にかっこいいのです。

それはFar Cryにおいても顕著です。

カウンターメロディーってなによ?って方のために
Far Cryをヘッドフォンで耳に押し当て気味に聞いてみてください。そして、Geddyのヴォーカルラインに集中して耳を傾けてみてください。ついでに頭の中で一緒に歌ってみてください。

一種の暗示ですが、ヘッドフォンを耳に押し当てて聴くとベースの音がやけに聞こえると思います。

もう一度、聞いてみましょう。
今度は頭の中でサビを歌いながらベースを聞いてみてください。
ヴォーカルラインの音数に沿うようにベースのノートがあってツインヴォーカルのハモリパートのようにランニングしていることが解ると思います。これがバッキングに埋め込まれたカウンターメロディです。

ルート音ベンベンというようなことはあまりしないのですGeddyは。

この疾走感と和音の広がりは、ヴォーカルラインを含めたアンサンブル全体の中で相当に練り込まれていることと確信します。

Far Cryにおいては更にAメロのバッキングに言及せずにはいられません。
独特な陰旋法をリフにしながら、ヴォーカルラインはそれにまったく追随しないというかなり変則的な構成になっています。
これは歴代の楽曲を見ても「The Enemy Within」くらいしかない希有なパターンです。

だいぶ前の記事に、Snakes&Arrowsには精神的歴史的な円運動がアルバムにあると書きましたが、こういう過去に培われたアプローチが割と具体的に実践されていることもファンにはたまらない味付けになっていると感じます。
posted by snowdog at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | RUSH考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

Snakes&Arrows(友人との邂逅で)

先日、友人のT氏と新年会を開催し、存分に(いや足らなかった)RUSHの話を堪能した。

T氏は私とRUSHのライブ観戦をするために一緒に渡米した猛攻野郎である。


何年も暖簾を潜っていなかった相模大野の居酒屋でSnakes&Arrowsの不可思議な完成度についてあれやこれやと意見や感想を交わした。

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当たり前のことだが人の体は単細胞ではなく、各機関・機能になるべき特性を持っている肝細胞だとか脳細胞だとか骨細胞だとかそれらの細胞群で構成されている。
昨年末にニュースになった万能細胞生成の発明はその特性を意図的に加えることで様々な機能細胞を生み出す技術であったといえる。
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まず2人の共通意見として、再生をループさせると「We Hold On」と「Far Cry」の連続性に微塵の澱みもなく、無辺で良質な聴き心地をアルバム全体に覚える、という感想があった。

そして、そのことの説明になりうる別の話題が全く偶然的にあった。それは縦横無尽なRUSH談義の中で、今回のツアーのセットリストに「Circumstances」が盛り込まれていることだった。

私は過去この曲が私にとってRUSH最強の3分半だと書いたことがある。
パンチ、展開、リフ、変拍子、メロディライン、どれをとってもRUSHの醍醐味が詰まっている。もし、一曲だけライブ演奏をリクエストすることができるなら、この曲と「The Trees」で苦渋の選択を迫られよう・・・。

T氏が言う
「B1だからね。」

ビニール時代のアルバムというのは物理的に2面に分かれているので、これまた物理的にA面終了後にはレコード盤を裏返すという行為が必要になる。

確実に音楽的な中断を引き起こすこの状態をT氏は「途中休憩みたいなものだった。」と言った。

intermission

そしてその特性は作品のアルバムアレンジとして利用されることもあった。
RUSHのこの時代(2112から神々の戦い)などは顕著で、片面にコンセプト組曲、片面に単作を配していたほどである。
そして、この時代、A1とB1の曲には特別な威勢を持った作品が多いのはRUSHだけには限らない事だと思う。

特に「途中休憩」を挟んだこのB1には聴衆に与える新たなインパクトや風情、そして場面転換を牽引する役割というものが包含されていることが多く、そしてB1の出来がアルバムの出来に影響することも少なくなかった。

T氏はそのことを踏まえ「Circumstances」の凄さを「B1だからね。」と言ったのである。

旭旭
私は脳が記憶を蓄えているのではなく、細胞一つ一つ(もっと言うと細胞の中の構成物質ひと欠片ひと欠片)が、様々な機能を、古の思い出を、そして嗜好を、携えて次から次へと伝搬しているのだろうと思っている(ドグラ・マグラの擦り込みを否定しない)。私個人のというのではなく、遠い祖先まで縦につながる生命としての進化や敗退の歴史。体を構成する細胞全体がその歴史を遺伝的に蓄積し自身の中でブレンドしているのだと。
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genetic blends

CDが主流になってから、ビニールのように裏返すという操作がないため、どこがアルバムの真ん中か、あるいは折り返しかという概念は無く、そのこと自体の有無については全く意味が無くなってしまった。
結果、アルバムの楽曲配置が2部構成型から起承転結型あるいはドラマ型に変化してきたように思う。

このCD型の作品は、要求されるというか、自然とそうなるのだろう一種の「終了感」をアルバム最後の曲に持たせるということが特徴的な性行と言っていいと思う。

「ああ、アルバムを聴き終えた。」というフィナーレの香り。CD交換を想起させる幕引き的な空気。

ロックアルバムはA1、B1の重要性と2部構成的デザインから、アルバム全体のドラマチックな抑揚と終息感(=大団円、または品格のアウトライン化としての締めくくり)が要求されるように変化したのだ。

しかし前述のようにSnakes & Arrows をループさせると「We Hold On」と「Far Cry」2曲のつながりにはあたかも、ビニール時代のAラスからB1への展開のような不思議な連続性があるのだ。第2部開始を思わせる継続性を持った展開が。

そしてしかもこのアルバムはどの曲からループさせてもプレイヤーを停止することのできない終息感知らずの不思議なエネルギーを持った作品だとも言える。

意図的に仕掛けられていると思えなくもないが(キーやリズムといった観点から、そして彼らのユーモアから想像すると)、それを---メビウスの輪のようだ---などと幾何学的な比喩を用いる気には全くなれない。

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Snakes&ArrowsはRUSHの細胞たる過去全ての楽曲が、アプローチが、編曲が、個々の演奏が、織物のような美しさを持って神秘的に一つの形になった、そう生命としてのエネルギーを持ったかのような作品なのである。

(しかもそれは、ソロアルバムやFeedbackをも含有した格たる、確たるRUSHそのものなのだ。)

こんな作品には出会ったことがない。
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このあと、もう一つの共通認識というか共通の感想があったのですが、長くなりましたので、また次回。
posted by snowdog at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | RUSH考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする